今回はとても貴重な三線の紹介です。三線をされている方は誰一度は弾いた事があるかと思います。『サーユイユイ』の新安里屋ユンタ、です。この曲の作詞をされた方の作られた三線の販売です。
星克先生は石垣空港があり、当工房のある村、白保のご出身で議員や教職など多彩な方面で活躍され、そしてあの八重山、石垣島、沖縄ではだれもが知っている音楽、『新安里屋ユンタ』の作詞をされたれ方です。
ご生誕の地、白保の公民館裏には安里屋ユンタの歌碑があり、その存在感を高めております。
星克先生は又ご自身で三線を製作されており、そのうちの一丁を今回当工房から販売させていただく事に致しました。
心の部分に星克先生のネームが入っており、製作年も74年9月26日と刻まれております。
チーガ(太鼓)に収まる部分ですが、しっかり芯の黒さも確認できます。
そしてこの棹に合わせてチーガもヴィンテージ物を探して合わせました。西平開鐘です。石垣島の八重山古典の師範だった内間先生の所持品でした。その内間先生からもう一つネームの記載ある玉城様の手元に渡ったようです。
現在チーガはチャーギ(イヌマキ)で作られている物が主流ですが、これはクワの木を組み合わせた物。昔はこのように作られていた物もありました。
もちろん、今でもこのように作られる方もおられます。
そしてこの三線には今回特別にこの八重山黒木の芯だけを削り出して製作した三線立てをお付けいたします。
この三線立て、芯の部分のみ贅沢に使用しており、しかも、この土台に使っている芯の大きさ、重厚かつ趣きのある充分な貫禄と存在感、この三線立てだけでも市場価値は計り知れません。
そして更に今回のこの星克先生作三線にはこの黒木の爪もセットでお付けいたします。
最後に本当に貴重なこちら、星克先生がこの三線を作られた時の手書きメモ。コピーではありますが、このような物までご提供させて頂きます。
三線商品自体の写真は下記リンク先の販売サイトに多数掲載しております。
このブログを読まれてご興味を持たれましたら、是非下記リンクから販売ページをご覧下さい。
今回も最後までお読みいただき
誠にありがとうございました。
八重山三線工房
新城
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